フィンセント・ファン・ゴッホが後世に残したもの、それはヨーロッパの文化遺産とも言えます。ファン・ゴッホ・ヨーロッパ財団は、彼の芸術が時代を超えて幅広い層に語りかけ、人々を結びつけ、インスピレーションを与え続けるよう努めることを使命としています。現代の若者たちは未来の美術館来館者です。当財団は、世界中の誰もがフィンセント・ファン・ゴッホの生涯と作品に触れる機会を与えられるべきであると考えています。そのためにファン・ゴッホ・ヨーロッパ財団では2019年より、パリ ISC ビジネススクール、セルジー ESSEC ビジネススクール、サン・パウロ FGY、ルーヴェン、カトリック大学といった多彩な教育機関と協力して特別プログラムを作成してきました。

このプロジェクトが実行され始めてすでに数年経過していますが、プロジェクトを統括するサラ・デッカー自身も「フィンセント・ファン・ゴッホと病気」「オーヴェール=シュル=オワーズでのファン・ゴッホの最期の日々」「ファン・ゴッホ、自然への愛」などの関連テーマで美術史講義の講演者として教壇に立っています。これらの財団の講義は協力関係にある教育機関の教授が受け持つ学科の講義の一部として組み込まれています。学生たちは、フィンセント・ファン・ゴッホの生涯と作品に関して自ら学ぶ学科と関連づけて知ることができます。

こうした手法をとることにより、学生、教師、そしてファン・ゴッホ・ヨーロッパの関連機関の間で興味深い他家受粉とも呼ぶべき効果が生じることになったのです。その効果は、創意を刺激し、思慮を深める体験となりました。現実的なテーマとして挙げるなら、芸術と安定した社会についての論議、精神的な健康維持や福祉における芸術の役割について考えてみれば納得できることでしょう。プログラムは教育機関とファン・ゴッホ・ヨーロッパの間で意見交換しながら相互の理解のもとに練りげられます。

「ファン・ゴッホの絵画と生涯を講義と実践的プロジェクトに取り入れることによって、本校の学生たちの創造性と枠にとらわれない思考が培われることになりました。2022−23年、ファン・ゴッホ・ヨーロッパとパリISCの刺激的な協力関係は4年目を迎えます。

  サビーネ・バクエル=イエンチェンス(パリISCビジネススクール教授、国際ビジネス&マネジメン科 修士コース部長)

「持続可能性は非常に複雑な問題で、どう取り組むべきか未知に溢れています。途方に暮れてあまり考えなくなってしまう人がいても不思議ではありません。私もそういう気持ちになることがあります。しかし、忘れようにも問題はあまりに重要で、そんな時ファン・ゴッホの《アーモンドの花咲く枝》を心に思い浮かべると、常に希望を持ち続けなければいけないと思い直すことができるのです。

 ルール・ファン・レルベルフ(ルーヴェン、カトリック大学、環境保全マネジメント学修士課程、学生)

ファン・ゴッホ・ヨーロッパとの協力教育事業に関するご質問がありましたら、下記アドレスのサラ・デッカーにメールでご連絡ください。
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